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固定ip取得をしてVPNを構築するとセキュリティは上がるけどデメリットはあるの?

各拠点をネットワークで繋ぐ際にVPNを導入することによって、セキュリティ面で大きなメリットが得られます。クラウドサービスを利用して様々な場所から情報へアクセスするなら、セキュリティ面にはとても気をつけたいところなのでこれは大きなメリットです。

NTTフレッツとocnの組み合わせなら、固定ipの料金が手頃ですし、固定ipを取得してVPN環境も簡単に構築できるので、ネットワークのセキュリティを強化したいと考えているなら検討の価値は十分にあります。

だけどVPNもメリットばかりではありません。どんな物にも共通して言えることですが、メリットがあるものには何かしらのデメリットがあります。もちろん環境によってはそのデメリットがほとんど感じられないこともありますが、VPNの場合はそうではないところに注意が必要です。それではどのようなデメリットがあるのかという話になります。

VPNは「Virtual Private Network」という正式名称の通り、仮想ネットワークを構築する仕組みです。そしてその環境を通して情報のやりとりをすることによって、速度の低下が発生してしまいます。

仮想ネットワークにも色々あり、中にはかなり速度が低下してしまうものもあります。目的地までにどんな経路をたどるのか、どれだけのサーバーにアクセスするのかもボトルネックになるので、この問題は避けられないのです。

ただし国内で利用をするなら、VPNのボトルネックはそれほど大きなものにはなりません。これが海外からのアクセスや、海外へのアクセスになると話は変わってきますが、ほとんど誤差のような速度なので安心です。

VPNのデメリットになる速度の低下は、環境によって大きく変わります。そのため突然速度の遅さを感じられるようになることもあるので注意をしてください。ただしその環境で大きなデータを頻繁にやりとりするようなことがあれば、その違いが体感できるようになることもあるので、ある程度は覚悟が必要な要素です。